ニートの次はスネップらしい。
今年の流行語大賞にでも出す気なのだろうか、
次から次へと新しい造語はいかがなものかと思うが・・・
SNEPとは・・・
20〜59歳と人生の盛りなのに、仕事なし、友達なし、未婚。
寂しく、孤独な毎日を過ごす「SNEP(スネップ)」(孤立無業者)
と呼ばれる人々の存在の記事を見つけた。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131115-00000006-sasahi-soci
ニートとスネップは何が違うのか。
ニートとは主に若年層をさして、キーワードは「貧困」。
一方、スネップは職を離れた後、なかなか次の仕事が決まらず、
就職活動をあきらめた中高年層の人たち。
これまでは「職場」というネットワークに属していたものが、
職を失うことで、ネットワークを失った「孤立」なのだそうだ。
ふむ。
隣は何する人ぞ、が象徴するように
たしかに現代社会は、地域とのつながりが薄くなっている。
仕事を失うと、人と接する場所や機会をも失う
ということなのか。
今まで人材業に関わってきた経験からも、
現在の日本の転職マーケットは35歳までが主流をなしているのは
事実だ。
企業もひとつの組織であるから、人員の構成には配慮をする。
年齢だけが基準のすべてではないけれども、柔軟性や適合性
などを考えれば、選択肢は狭くなる。
50歳と35歳の二人がいたら、
不安因子が少ない35歳のほうを選ぶのだ。
中高年に特化したマーケットがあってもいいが、
この世代はこれまでに築き上げたオレ様流を変えられない人が多い
のも、これまた事実。
さて、マーケットはこの先どうなってゆくだろう。