2014年12月30日

仕込み、仕込み・・・


しばらくご無沙汰しております。
ことしは珍しく、年末最終日まで頑張ります。

2014年はほんとうにいろんなことが始まった1年でした。
家族の環境も大きく変わったし、
ビジネスの展開も大きく流れが変わりました。
手掛ける主力商品さえも変わりました。

自分から追いかけているのか、向こうからやってきているのか
わからないけれど、たしかに引き寄せは起きているようで
大切な出会いがたくさんありました。
たくさんのものを失った分、大きな隙間ができたからなのでしょうか。
北から南から、果ては地球の反対側の人とまで
繋がれるようになりました。

じつは去年はたくさんの友人・知人が一時期に集中して他界し
お通夜と告別式の連続だったんです。
お盆の時期は同じ日にお葬式のかけもちなんてこともありました。
身の回りに何が起きているのかわかりませんでした。
高齢者というわけでもなく、ほとんど私と同じか2-3歳違いくらいで、
多数の死傷者を出す事故とか、
伝染病のパンデミックとかそんなことではなく、
それぞれが、それぞれの事情で、慌てて、この世を去りました。
まるで観光バスに乗って楽しく旅行にでもでかけるような感じで
大切な人たちが一気に冥界へと旅立っていきました。
ぽっかり空いた喪失感は日増しに大きくなり
まるでブラックホールほどに大きくなりました。

ちょうどその頃は私も体調を崩して事務所を撤退、
絶対静養を余儀なくされましたが
なぜか、一緒に連れて行ってはもらえませんでした。
どうして、私はそっちに行かれないんだろう。
すすんで死にたいわけではないけれど、
身動きの取れない体でこっちの世界に残っていることが
退屈に思えてなりませんでした。

仏教でいうところの「四十九日」とはなるほど、と思います。
ほんとうに不思議な体験をいくつもしました。
肉体はもうないけれど魂だけはまだこっち側にある
ような時期に
まるで観光バスで大挙するかのように
世を去った友人たちが私の様子をみに来ました。
余程、私が絶望していたからなのかもしれません。

ちゃんと本人だと特定できる気配も感じますし、
双方向の会話もしますし、姿さえも見えるような気がします。
彼らがわざわざ私に言いに来てくれたことは
本当に正しくて、いまでも私のなかの小さな燈明となって
その後の展開に確実に影響を及ぼしています。

そして少しずつ
彼らの視線を感じながらではありますが
私は起き上がって、仕込みを始めました。
ひとつ、ひとつ、そしてまた一つ。
後進の育成も伏線を張りながら進めました。
いまも新しい仕込みが続いています。
短期間で結果が出ないとあきらめてしまいがちです。
2-3年やってだめならあきらめるのがふつうです。
私もたくさんのことをあきらめてきたように思います。
でも今思えば、ちょっと横に置いていただけ。
時が来るまで寝かせておいただけかもしれません。

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さて、話はかわりますが
今年も家に植わっている柚子が大豊作。
柚子ジャムはこれから取り掛かるところです。
ご近所におすそ分けしたところ、お返しに
たくさんの有機野菜をいただいたので
それを加工することになりました。
ことしはキムチを漬ける予定はなかったのですが、
急遽材料を手配し、ヤンニョムをつくりました。

ヤンニョム仕込.jpg


1/4に割って軽く干したあとの白菜に塩を振って
下漬けをしてから、いよいよ本仕込みです。

新年にはいい頃合いになっていそうです。






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2014年07月03日

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最近、知り合いがFacebookでシェアしていて、
初めて知った。
ロンドンのJamesというバンドの
Moving onという曲のプロモーションビデオだ。
何回見ても、号泣してしまう。
去りゆく立場になったり、
送り出す立場になったり、
迎える立場になったり、
新しく人生を始める立場になったり、

いずれにせよ、精いっぱい生きることを意識させてくれる。
そして無理にとどまらずに次に進むことも。
一生懸命生きれば、後悔はないということも。
黄色の毛糸だけで創られたアートワークが
温もりを伝えてくれます。

こころの棚卸しをしたい方、どうぞ。
リンクはこちら。
www.youtube.com/watch?v=IdcN4BRpmGI
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Moving On

Please don't get me started, looking backwards, to move on.
Strong yet openhearted, accept leaving when leaving's come.
God, didn't see it coming, never said I love you, hope you knew.
Now my bags has packed, my sales are tight and my course is marked by stars,
When this cycle ends, will it start again, will we recognize old friends?

I'm on my way, soon be moving on my way, leave a little light on, leave a little light on,
I'm on my way, soon be moving on my way, leave a little light on, leave a little light on.

Time always unwinding, all these dead lines in my mind.
Seeds and dreams we planted, took for granted, didn't prove.
Walking down this road will my pulse beat slow, hope to have you close at hand.
When this cycle ends, will it start again, will we recognize old friends?


I'm on my way, soon be moving on my way, leave a little light on, leave a little light on.
I'm on my way, on my way, on my way, on my way, leave a light on, leave a little light on.

I'm on my way, soon be moving on my way, leave a little light on, leave a little light on.
I'm on my way, on my way, on my way, on my way, leave a light on, leave a little light on, leave a little light on.

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2014年07月01日

リーダーとマネージャーの違い

PCの中を整理していて、過去の研修資料が出てきた。

なつかしいーと思いながら、棚卸し。

冷静になって眺めてみると、新しい気づきがあるものです。


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リーダーとマネージャーの違い


南カルフォルニア大学リーダーシップ研究所
ウォーレン・ベニス所長


  1.マネージャーは「管理」し、リーダーは「革新」する。


  2.マネージャーは前例の「模倣」で、リーダーは常に自らが「オリジナル」である。


  3.マネージャーは「維持」し、リーダーは「発展」させる。


  4.マネージャーは「秩序に準拠」し、リーダーは「秩序を創り出す」。


  5.マネージャーは「短期的視点」を持ち、リーダーは「長期的な見通しを持つ」。


  6.マネージャーは「いつ、どのように」を、リーダーは「何を、なぜを」問う。


  7.マネージャーは「損得」に、リーダーは「可能性」に目を向ける。


  8.マネージャーは現状を「受け入れ」、リーダーは現状に「挑戦」する。


  9.マネージャーは「規則や常識通り」に行動し、リーダーは最善の結果の為なら、「規則を破ることも辞さない」。


  10.マネージャーは「能吏」であり、リーダーは「高潔な人格」が求められる。

         高潔な人格は、信頼の基礎。中身は「自己認識・誠実・成熟」。



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2014年05月04日

命びろい

なんだかものすごいタイトルだけれど、
今、私は、しみじみ、そう感じています。


昨日、真っ赤な太陽が、箱にいっぱい入って届きました。
お弟子さんの親戚がハウスで栽培している

トマト農園だそうで、1箱送って下さったんです。
どこから見ても真っ赤です!
ヘタの際ぎりっぎりまで真っ赤!素敵!
幸せな表情のトマトたち。


おいしいトマトの証拠であるキューッとはいった筋。
たっぷりの愛情をかけて育てられたことがわかります。

さっそく1つ、さっと洗って丸のままガブリ!
あっという間にグルメの女神の胃袋へ。
旨みとコク、甘みがあって、ジューシー。

真っ赤な太陽.bmp


うわぁ、こんなトマトが食べられるなんて思ってなかった・・・
日本の生食用トマトって、いまいちの印象。
加熱して料理するならイタリア産のサンマルツァーノ種のほうが
味が濃くていいなと思ったりもしていました。


私は味にはうるさい方で、市販されているものの中でも
こだわって選んで食べていました。
最近は、カゴメさんが開発したこくみトマト限定とか。


きょう届いたこのトマトは、違う!
っていうか今まで食べていたトマトが、トマトじゃなかった。
埼玉の大熊農園さんのは“甘熟トマト”っていうらしいです。

うんうん、あっという間に3個丸ごと食べちゃいました。
皮がやわらかくて、種も強くない。
果汁も少なめでびちゃにびちゃにならない程度。
これは生で食べるのが一番おいしい!


加工品にするのがもったいない品質です。

有機肥料使用・減農薬・愛情たっぷりのトマトを
皆さんにも味わっていただきたいです。
季節商品のため販売期間は7月中旬まで。
ちょうどこの時期は全国発送に追われているそうです。
価格はトマトのサイズにより、1箱@1,900〜2,500円ぐらい。
送料が別途700円かかるそうです。
真っ赤な太陽が、箱いっぱいに詰まって届きます。
1箱に入っているのトマトの数の目安は 
S(28個)M(24個) L(18~19個)
お支払いは、ゆうちょ銀行への振込のみ
詳細は大熊農園さんへ 







なんで命拾いかというと・・・
熱が、といってもちょっと高めの微熱が数日続き、
思いのほか体力を消耗していたんですね。
病院に行くほどでも、解熱剤を飲むほどでもない
ビミョーな発熱が長引くことって意外とあなどれません。
そこに加えて水分不足や食欲不振、睡眠不足。
もともと体力のない私にとっては、結構なハンデとなります。

いただいたトマトを狂ったように食べて
トマトの体温を下げる効果もあって、峠は越えました。
食べ物のいのちをいただいている、とはいいながらも
さりとてそれほどの生命力のない食べ物が世の名に氾濫しているなか
我が家に届いた真っ赤な太陽たちは、
見事に、いい仕事をしてくれました。

この連休は、トマト三昧。
じっくり確実にいやして休み明けのパーフェストスタートを期します。

おかしいなー、昨日の昼間に24個あったはずなのに、
今日の夜には冷蔵庫内に残3個(笑)。全部自宅消費。
食欲が、いちばん最初に戻ってきたようです。


トマトをつくってくださっている生産農家の皆さんにも
私にトマトを進めてくださったお弟子さんにも
狂ったようにトマトを食べている私をみる目が点になっているオットにも
感謝、です(^^)

ありがとう♡











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2014年04月30日

礼節を重んじよ


みんなと同じことをみんな同じようにやって、勝てますか。
差別化できますか。
まあ、人生すべてが勝ち負けではないですけども。
工夫して、自分の強みを生かすことは大切なことです。
しかし、それは、基本の型を覚えたあとだということです。

世阿弥の説く守・破・離の「守」は、まず師匠の教えを守ることです。
まず一にも二にも、そこから。
練習もせずに一人前に離れません。下積みが大事です。
できることなら下積み期間は短い方が思う人が多いかもしれませんが
きちんと力をつけている人は、それ相応の下積み時代を持っています。
私の下積みも長い方です。
(表に出ない=下積み の意味ではありません)

自分らしく生きたいとか、自分らしさを出したいとか、言うのは勝手です。
でも、やることやってからにしなさい。
集団生活の基本、社会生活の基本、ビジネスマナーの基本が
できてもいないのに、前に出たがるのはあまりにも浅はかです。
そんなこと言ってる人に限って、じつのところは一人前の力量にも
満たないことが多いものです。
経験を積んで価値を発揮している先人に失礼ですよね。



折りしも先日、
秒速で1億円稼ぐというのがウリになっていた某若手起業家が、
秒速ですべてを失ったことをネットで報告した・・・という記事がありました。

当人とは面識がありませんが、個人的には嫌いです。
過去については全く興味がありませんし、
実際、彼に関する直接的なことは何も存じ上げませんが
少なくとも今回の発言は視座が低い、低すぎると感じています。
社会的責任はどこに行っちゃったんでしょう。
ネット上で、「秒速で失ったわ―っ」てつぶやくだけって一体どうなんでしょう。
責任ある大人なら、きちんと記者会見をひらいて
債権者の方々、迷惑をかけた方々に
心からの謝罪や今後の返済計画をお伝えすべきではないですか。
私はそういう行動が理解できないし、嫌いです。

年長者や業界のキーパーソンは、彼からスーッと離れるでしょうね。
金の切れ目が縁の切れ目ということではありません。
常識や礼節を知らないということは、本物になれないんです。
本物たちの世界に迎え入れてもらえないということを意味します。
頭で理解して、胸に響かせ、肚(はら)に落としてなんぼ。
もちろんすべてに行動が伴わなければ、信頼は獲得できません。

ベンチャー経営者は行儀が悪いと言われないように
気を引き締めたいものです。



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2014年04月17日

青天井で育てる

新卒研修で、とある企業に伺いました。
私がうかがうのはビジネスマナーを教えたりするものではなく、
特殊なケースです。

この企業様には人材育成、才能開発そして企業文化醸成のために
とある世界的なマネジメントツールを導入いただいていて、
新卒入社者も中途入社者も受験いただくことになっています。
そして今回はその結果を踏まえて解説に伺ったのです。

はじめは打っても打っても響かない(苦笑)
ピカピカの1年生、約50人。
質問は?と投げかけても目が合わないように下を向くか
まるでお地蔵さんのように固まるばかり。
15分ほどでほぐれて、少しづつ手が挙がるようになってきました。
新人は、とにかく手を挙げることが大事です。
スベる質問でも構わないんです。

研修もほぼ終わりかけたときに、
ある男性社員が手を挙げて、こう質問しました。

「今日の先生のお話では
強みを伸ばせ、弱みを克服するなということでしたけれども
今まで自分は、特に就活では、
入りたい企業を見つけ、その企業で求められるように
苦手なことも克服しようと頑張ってきました。
これは、間違っていますか?」

私の答えはシンプルでした。
早い段階で、軌道修正したほうがいい。
おそらく、あなたはこれまで苦しい道を通ってきたでしょう。
勿論それがいけないというわけではないんです。
それはそれで時間はかかるかも知れないけれど
それなりの場所にたどりつけるかもしれませんから。
寿命が300年くらいあればいいんですけどね(笑)

でも人生は短い、限りある時間を生きることになる。
ならばもっと、自然にすんなりと、短時間で、
ストレスフリーで目標に達して
他の人の役に立てる方がしあわせではないですか。



そしてもう一ついいました。
目的が小さすぎる、と。
その会社に入ることが目的になっているのは、間違っている、と。
いまのご時世、たしかに先が読みにくい世の中になりました。
そんなことも影響してか
たてる目標がことごとく小さい、視座が低い。
目的がと思っているものが、実際のところはもっと小さくて
戦略レベルあるいは戦術レベルの大きさであることは
多々あります。
かなしいかな、具体的に立てたはずの目標が
小さいがゆえに、目標を達成できないという事態に陥ってしまうのです。

視座を上げて、目的を大きくすれば
じつは、うーんと、叶いやすくなるんです。

どうか青天井で育っていただきたい。
自分の夢、才能、能力を、
ここまでって決めつけることなく、
制限を設けて囲い込むことなく、
伸びていっていただきたいものです。







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2014年01月18日

かえすことの本質


あまり眠れないので夜中に片づけをしてみる。
大きなゴミ袋にどんどん放り込んで、「断捨離」推進。
何かに気を取られてしげしげと眺めはじめたりすると大変だ。
思い出が蘇ってきてしまって(^^;
時間だけが過ぎるので要注意だ。

いろんなところからいろんな本が出てくる。
仕事柄、アンテナを張っているので、
たくさんの分野にまたがって学んでいる。
いいなと思うと人に勧めたりもする。
待ち合わせや電車の乗換のタイミングで
そばに大きな本屋さんがあるとつい入ってしまう。


私が本を買うときは古本屋ではなく、
実際の書店やネットで新品を買う。
読むときも、汚さないようにする。
付箋をつけることはあるが、線を引いたりなんてしない。
本は自分の財産だと思っているので
古本屋に換金処分のために持ちむこともない。
でももしこれらをすべて換金したら相当な金額になりそうだ(笑)

私がどんな本を読んでいるのか尋ねる人がいる。
尋ねるだけならいいが借りていく人もいる。
そんなときは、あげるつもりで貸すことにしている。
実際、そういう人に本を渡してもまずもって返却されることはないし、
借りたことなんて当の本人は忘れているだろう。
そういう人は、はっきり言って大成しない。
本気の人は著者名や著書名を控えて、自力で手配している人だ。
こういう人は反応が早い。
すぐ手配して、すぐ読んで、すぐ感想が飛んでくる。
そういう人にはもっと新しいことをこっそりと教えてあげたくなる。

参考になりそうな本を教えてもらったら
あるいは誰かに送ってもらったら
ちゃんと読んで、せめて感想をフィードバックすることをお勧めする。

フィードバックをかえす人には気持ちがある。
フィードバック以前に、本をもらってもそのままにしている人の多くは、
社会性が欠けている人が多い傾向がある。
これまで5万人と接してきた私も体験が裏付けている。

●仕事が長続きしない人
●人間関係不和の人
●視座の低いところで凝り固まっている人
●すぐ他人に怒りを覚える人
●攻撃的な言葉を使う人
●いつまでもウジウジして上向かない人

こういう人の多くは、本の存在価値がわからない人たちだ。
すべてとは言わないが8割ぐらいの確率で当たっていると思う。

とりわけ、目上の人からもらった本というのは、特別な意味がある。
友だちとの本の貸し借りとは、次元が、格段に、違うのだ。
大人が込めたメッセージをちゃんと受け止めて、
消化して、返せるようにならなければ、
その大人の目線を理解さえできないだろう。


目上の人から借りた本、貰った本があったならば
いま一度読み返してはどうだろうか。












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2014年01月15日

選ばれた出会い



体調を崩した夏、たくさんの死別を経験した夏。
人生って、出会いって、自分のいる意味って・・・とよく考えた。
これまでの出会いを思い返してみて、そこに何の意味があったのか
あてもなく考え続けた夏。

いまいえることがある。
考え続けた人にしか、答えはないこと。
そして、すべての出会いは選ばれているということ。

だとしたら
これからの出会いをどう受け止めて、
どうやって育てていくのかは自己責任だ。
モノクロの世界もいいけれど
私は、いろんないのちの色で彩られた人生を送りたいと思う。

今回の出張ではこれまたすばらしく素敵な出会いがあって
時間が経つのを忘れました。
久しぶりに大笑いもした。
なんだか大きな力が引き合わせてくれたひととき。
これにはきっと、想像もつかない大きな意味があるんだろうな。

私は何ができるだろうか。
What can I do for you?

今回の人生で選ばれた、数限りある出会いを
ひとつももらさず抱きとめて生きていかなきゃ、と感じる今日この頃。





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どの世界で生きるか

人生のうちの2分の1を社会人として生きた。
そして そのうちの4分の1は、「ことばの世界」だった。
もしも見えない力が
そうやって生きることが私の使命だというのなら
今回のあるチャレンジはおそらくはっきりと答えを出してくれると思う。
まさに、試金石だった1月。

サクラは、咲くか。


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2014年01月05日

年初もろもろ



日ごろからいろんなことを考えているけれど
年初はいつにも増していろんなことを考える。

たとえば、ほんとうにお久しぶりの方から届く年賀状。
私を思い出してくださっていることには間違いがないけれど
その人のなかには、『私に関するどんなイメージ』があって
この年賀状が届いたんだろう、とか。

私がこれまでの過去にその相手に投げかけた累々とした言葉の数々による
『最後の心象』が静止画像のようにぴたっと停まっていて、
それに相手が向き合って
年賀状のコメントを書いてくれたような気がする。
言いかえれば
自分が相手に何をして、いまに至っているのかを振り返る良い機会になる。

喜ばれることをしたかな。
高い視座からアドバイスできたかな。
痒いところに手が届いたかな。
見えない気持ちをわかってあげられたかな。
目先のことじゃなく、本質的にサポートできたかな。

人生、何があるかわからない。
はからずも2013はたくさんの死別を経験した。
肉親との死別は学生時代に経験していたが、それも四半世紀前。
自分と同じ世代の同僚や親友の死別は
それとはまったく違う意味を持つことを、この夏、はじめて知った。
けっして侮ることのできない、大きな穴が、心に、いくつも、あいている。

また会おうねって言っていたのに二度と会えなくなってしまった人たち。
久しぶりだねー、元気してたー?っていう会話ができなくなってしまった人たち。
まさかいなくなってしまうなんて、思いもしなかった人たち。
かくいう私も、もしかしたら、これが最後のやり取りになってしまうかもしれない。
人生、何があるかわからない。
最後のやりとり言葉がこんなもの?と思ってしまうようなクオリティなら
一瞬、口をつぐんで、慎重に言葉を選ぶべきだと思う。

2014年は自分の中で印象派の年にしたいと思っている。
絵画でいうところの印象派になぞらえたものだ。
白を多用して光を多用して明るければいいというものでもない。
光が強ければ強いほど、おのずと影も濃くなる。
逆もまた真なり、だと私は思う。
悲しみや苦しみ、嘆きや絶望が多ければそれだけ影が濃くなる。
人の何倍も苦しい思いをしたことは、やがて報われる日が来る。
つまり、背負った影と同じだけの光と輝きを抱きかかえることに
大きな意味がある。

健康面の不安があれば、おのずと仕事面や家族面にも不具合はおこる。
八方ふさがりのときがあっても、いつか道が開ける。
荷が重い、ということはそれだけあきらめるなということだ。
いままでにも八方ふさがりの時はあったけど
ご来光のようにまばゆいばかりのこともあった。

2013年に背負った苦しみの分を
しっかりと光に変えてゆこうと思う。
新しい人間になることはできないし、
自分にできること、すべきことは、
それしかないのだと思う。
光を取り戻そう、と思う。







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2013年12月15日

過去と未来



人間は、過去と未来の両方を抱えて生きている。
過去に囚われすぎると未来を受け止めることができない。
未来ばかりでもダメ、過去ばかりでもダメ。

しばらく健康上の問題を抱えています。
人知れず白鳥の水かきみたいに、
水面下で必死で頑張っていました。
いろんなものとたたかっていました。
それが、直近の検査でなんとか最悪の事態だけは脱出、安堵。
まだ予断は許せず、肝心の体調も本調子じゃないのだけれど
すこしづつ、無理しない範囲で生きてゆくことになります。

人生の残りの時間を考えたときに、一気にすすむ断捨離。
価値観が変わると必要なものが変わるのは面白い現象。

今回のいろいろなことを通して、
私が「捨てよう」と思ったことはなんだったのか。
私が「残そう」と思ったことはなんだったのか。

健康でなくなるというのはあまりいい体験ではないけれど
でもそこで何かを学んで立ち上がることができれば
それもひとつの成長なのでしょう。
いずれお話したいと思います。














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2013年11月30日

君子の四条件




論語の中に、君子の四条件というものがあります。
孔子が弟子を育てるときにたてた教育目標で、
それは「文」「行」「忠」「信」の4つです。
簡単であればあるほど、深いものです。
さて、それぞれどんな意味があるのでしょうか。

「文」学問する、学ぶ。しっかり学んで考え方や法則を身につけること。
「行」行い。学んだことからそれず、学びに基づいて自分の血肉となるように活かし、実践すること。
「忠」まごころや己を尽くすこと
「信」偽らないこころ

文と行はイメージしやすいと思います。忠と信については補足説明します。


論語の学而のなかに
「忠信を主とし、己に如かざる者を友とすること無かれ」という言葉があります。
この意味は、
まごごろと信頼を第一として、安易に自分より知徳の劣った者と
交わっていい気になってはいけないという意味です。
一般的に人間という生き物は自分より劣った人間といるとラクです。
優越感という感情があるからです。
彼らから一斉にヨイショされてお世辞のオンパレードでも用意されれば
いい気持にさせられることもあるかもしれません。
ふんぞり返っている段階で、すでにその人の時代は終わりです。
視座の高いところから眺めてみれば所詮小さなお山の大将ごときです。
つねに次のこと、上のことを目指しているようでなければ
信のリーダーとは言えないでしょう。

力量や経験という点ではまだ自分に追いついていないとしても
使命に目覚め、大きな志や目的がある者をそばに置き、薫陶の場を設けるべきです。
自分がリーダーであればそのようにすべきだし
自分自身がさらに上の人に師事するときにはその周辺事実をよく見るべきです。
自分の旬が過ぎたことにも気づかずにふんぞり返って
お気に入りの誰かを依怙贔屓している人を選ぶべきではありません。


また、講師の弟子のひとりである曾子が学而のなかで、こういっています。
「吾日に吾が身を三省す。
人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを傳うるか」


意味は、
私は日に何度も自分を省みている。
人のためを思って、まごごろからやったことかどうか
大切な友だちに対して偽りの心がなかったか

じつはこの言葉は日本でもかなり有名なもの。
とある企業さんの命名由来でもあるんです。
さて、どこの企業でしょう?



答えは三省堂書店さんです。
三省堂書店のWebサイトにも記載されています。
以下、三省堂書店Webサイトの企業理念ページへのリンク
http://www.books-sanseido.co.jp/company/idea.html

君子とは、むかしは男性のみをさしましたが今の時代は違います。
しっかりとした人物、軸を持った人物という風によみとらえれば
男女の区別はありません。
混沌とした世の中です。
公の立場にありながら、渦中の人物から5,000万円を借りて、
返せばいいんでしょ、と開き直り釈明に追われているような方も
いらっしゃいますが・・・

あしたから師走です。
君子らしく、ちゃんと、走ろう。











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ちいさなあおいさかな を探せっ!

いまから12年前、息子が幼稚園の時に出会った本。
福音館書店から発売された
「ちいさなあおいさかな」松井スーザン・原田みなみ
という絵本です。
残念ながら、絶版となってしまっていて
いまとなっては手に入れることはできません。
もしかしたら、地域の図書館の本棚にひっそりとおいてあるかもしれません。
おさかなが主人公の世代交代のお話なんです。


じつはこの本に出会い、ボロ泣きしました。
感激し、出版社に電話をして
まとめて発注をしたいと願い出ました。
そして20冊ほどの在庫を販売していただきました。
研修にも使って、参加者の方にお分けしたこともありました。
まさかその後、絶版になるなんて思ってもみませんでした。

最近の宅内引っ越しで荷物整理をしていた時に
いったいまぁ、どういうわけだか、どこにまぎれていたんだか、
あの時の1冊が出てきたんです。そう、それも1冊だけ。
改めて読んでみました。
やはり、涙がこみ上げてきます。
でも、あのときのなみだとは、違う。

あんまり詳しく書くとネタバレしてしまいますのでひかえます。
よかったら探してみてください。
そのメッセージが必要な人は、きっと出会えると思いますので。

子ども用絵本ですが、
大人にこそ読んでもらいたい一冊です。



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新出発



毎年ワクワクすることがある。
それは手帳の買い替え時期。
4月始まり、9月始まり、10月始まり、1月始まり・・・
サイズはもちろん、始まりの時期も多様化し、たくさんの種類がある。
私はシステム手帳と、手帳の両方を使っている。
システム手帳のレフィルを新しくするか、手帳型を新しくするかで
どっちを先にするかで悩んだ。

ことしは手帳の選択を先にしてみた。
そしてまた今回は珍しく新年の1月始まりにしてみた。
例年、10月始まりを買って、手に入れるなりさっさと来年の予定を書き写し、
人より先に新年をフライングスタートさせていたワタシ。

さんざん悩んで、決めたのはモレスキンの2014発表モデル、ダッシュボード デイリープランナー。
なぜ悩んだのかというと・・・
時間の使い方によって、ふさわしい手帳というのは変わってくるから
先に自分のライフスタイルを決めないといけないと思ったから。
と同時に人間らしく、自分らしい時間の使い方をサポートしてくれるものを
見つけるのに時間がかかった。
いつも一緒に行動するだけあって、見た目のスマートさも大事。
日本の手帳にありがちな五曜(仏滅や大安)よりも
満月や新月の情報のほうが私には役に立つ。
地下鉄の路線図とかは正直いっていらない。
そのページがないだけでもっと薄く、軽くなるだろう。
とにかく、ワタシは注文が多いのである。

たとえばことし使っている手帳は08:00から24:00まで時間軸がある。
最初と最後の行の前後を加味すれば07:00から翌朝01:00ということになる。
これはつまり、どういうことになるか。
次から次へと埋め尽くされた予定は時間軸の上と下に広がり、
要は働きすぎになる。
ぎっしりうまった1日のイベントを見ただけでおなかいっぱい・・・(^^;

もうすこし人間らしくありたいと思えば、翌朝01:00までの時間軸は
おそらく必要ないのだろう。
予定で埋め尽くされたページではなく、
今週やることや優先順位がはっきり識別できる欄がほしい。
まあそんなことをいろいろ考えていたわけで。


ダッシュボード.png

今回入手にしたモレスキンのダッシュボード・ウィクリーは
平日は6:00から20:00の時間軸が刷り込まれている。
上下にむりやり1行追加して使ったとしても05:00から21:00だ。
しかも、土日には時間軸がない。
ぎっちりと仕事をしている場合ではない!と強制終了してくれる。
格段に人間らしい時間軸ではないか(笑)
これで、私も人間らしい生き方ができるかも、という期待が高まった。

仕事や学校やプライベートを色分けして
さっそく1月以降の欄を埋め始める。
これはまた楽しい作業だ。

さて、あなたは
どんな年にするために、
どんな準備をして、1年を迎えますか?







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2013年11月27日

13年前のひとこと。


アメリカで暮らしていたときに、たくさんの友人ができた。
でもあの9.11.直前に私たちの帰国がきまった、そう突然に。
全員に挨拶する間もなかった。
駐在の立場で来ていた人たちが多かったから、
その後の連絡先が分からない。
最後の帰国から私たちはもう5回も転居しているのだ。

たまたま電車の中のほかの乗客の会話が耳に入る。
○○さん、と誰かの名字を言っているのだが、なんだかその苗字に
どこか聞き覚えがある。
誰のことだったっけ。。。
急行電車のつり革につかまってガタンガタンと揺られながら
なんとなくいろんな人を思い浮かべる。
もやもやして見つけられない。
急行停車駅を3つか4つ過ぎた、そのとき。
ある記憶の断片がその糸口のワンシーンだけ切り取られて、
突然私の脳裏に蘇った。
脳裏って書くけど、別に裏でもなんでもない!
脳って、すごい!

何人かの友人とお茶会をしていた時の会話の1シーン。
旧姓はなんていうの?という私の問いかけに
○○っていうの、と返事をする友人。

そのどんぴしゃのシーンはまるで何かの再現フィルムを見ているようだ。
その再現のおかげで、たった1回しか聞いたことのない
彼女の旧姓を思い出し、Facebookで検索してみた。
見つかるかもしれない、見つかってほしい。
そして、彼女をFacebook上で発見した。
心臓がドギマギ。
ずっと探していたのに、見つけられなかった一人だから。

彼女はご主人の駐在に伴ってカナダからサンノゼへきて、
その後スイスへ渡り、そしていまはカナダに戻っている。
長女はもう就職し、長男は大学生、
そして彼女は有名企業の幹部として働いているということだった。

あれから13年の歳月が流れていた。
何かが終わって、何かが始まる。
不思議な予感がする。
なんだかすぐ会える気がする。














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2013年11月16日

認定証書




きょうは、星山塾認定講師養成講座のプレゼン日でした。
晴れて2名が認定証書を手にしました。
私にとっても、ほっと安堵の一日となりました。



長いようで短かった、短いようで長かった、これまでの日々。
コンテンツをなかなか消化しきれなくて苦しかったことや
思ったように伝えられないもどかしさや
家族の協力、度重なるスケジュール調整などを乗り越えながら
やっと迎えた、きょう。
ラーニング・ピラミッドをまさに身をもって体現した、養成期間でした。

学ぶたびに深まっていくもの。
理解するたびに見えてくるもの。
いろんなものを背負って、立ち上がった、きょう。
スタートは、いまから、ここから。
講師として、管理職として、ブレないコンテンツを持っている
ことは大きな差別化要素になります。

奇しくもきょうは、暦の上では七五三。
大人の階段を上る1日ですね。

会議室の天井電球が球切れしていたことで、
当初予約していた部屋が使えなかったり(!)
来るはずの人が来ていないというハプニングもあって(^^;
思い出に残る1日になりました(笑)











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THIS NEVER HAPPENED BEFORE

大好きな映画。イルマーレ。
元々は韓国映画だけれど、のちにアメリカでリメイクされたもの。
主演のキアヌ・リーブスも、サンドラ・ブロックも大好き。
この二人は知的な役者さんだ。

とあることがあって、この映画のことを思い出した。
主題歌は、ポール・マッカトニー。
THIS NEVER HAPPENED BEFORE

ネットで曲を見つけて再生してみた。

便利な世の中になったなぁと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=4_oW0BEQb0Q


最近映画を見る余裕もDVDを観る時間もないけれど、
ひとヤマ越えたら、いってみよう。














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祈り



あるセミナーで聞いた話が印象に残っている。

誰かの幸せを祈る、ということはどういうことか。

自分が直接その人に対して「できること」や、
「してあげられること」にはそもそも限りがある。
だからそれ以上の「人智を超えた大きな力」によって、
その人が守られるように、と願うことだ。
ここでは神も仏もない。とにかく、そういった人智を超えたものの総称だ。

言われてみると「なるほど、そうだな」と納得できるが
まっさらな状態のところに「祈りとはなんだ」と聞かれて
即答できる人はいったいどれだけいるだろうか。




私には、祈ることがたくさんある。

病んでいる人には健康を取り戻してほしいし、
それだけではなく病気以前の元気な状態にまで
戻ってほしいと思う。

病気を通して感じたことは無駄ではないから
(むしろ病気にならなければ気づかなかったことであることが多い)
それをうまく実生活にフィードバックしてほしいと思う。

思うように生きられていない人には
早くキッカケをつかんで浮上してほしいと思う。

これから人生の岐路に立つ人は
たくさんの選択肢の中から主体的に選んだ方向に向かって
自由自在に動き回れるようであってほしいと思う。


高校の同級生に 「祈(いのり)」という名を持つ子がいた
ことを、いまふと思い出した。







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NEETの次はSNEP?


ニートの次はスネップらしい。
今年の流行語大賞にでも出す気なのだろうか、
次から次へと新しい造語はいかがなものかと思うが・・・

SNEPとは・・・
20〜59歳と人生の盛りなのに、仕事なし、友達なし、未婚。
寂しく、孤独な毎日を過ごす「SNEP(スネップ)」(孤立無業者)
と呼ばれる人々の存在の記事を見つけた。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131115-00000006-sasahi-soci

ニートとスネップは何が違うのか。
ニートとは主に若年層をさして、キーワードは「貧困」。
一方、スネップは職を離れた後、なかなか次の仕事が決まらず、
就職活動をあきらめた中高年層の人たち。
これまでは「職場」というネットワークに属していたものが、
職を失うことで、ネットワークを失った「孤立」なのだそうだ。

ふむ。
隣は何する人ぞ、が象徴するように
たしかに現代社会は、地域とのつながりが薄くなっている。
仕事を失うと、人と接する場所や機会をも失う
ということなのか。


今まで人材業に関わってきた経験からも、
現在の日本の転職マーケットは35歳までが主流をなしているのは
事実だ。
企業もひとつの組織であるから、人員の構成には配慮をする。
年齢だけが基準のすべてではないけれども、柔軟性や適合性
などを考えれば、選択肢は狭くなる。
50歳と35歳の二人がいたら、
不安因子が少ない35歳のほうを選ぶのだ。


中高年に特化したマーケットがあってもいいが、
この世代はこれまでに築き上げたオレ様流を変えられない人が多い
のも、これまた事実。
さて、マーケットはこの先どうなってゆくだろう。










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2013年11月14日

すこーし早い、雪見

近頃の富士山はずいぶんと白くなりましたが
今日の雪はそっちではなく、
雪見だいふくのスペシャルバージョンのお話。
その名も、「雪見だいふく スペシャリテ」。

事務所を移転してから
お菓子を食べる機会はめっきり減ったのですが、
コンビニでたまたま見つけて、たまたま買って、
たまたま食べてみたら、想像より数段おいしかった。

通常の雪見だいふくよりはお値段が高めなのですが
それだけの価値はあるかも。

普段はハーゲンダッツアイスしか食べない私ですが
これはリピ確定です。わーい(嬉しい顔)

雪見カラメル.png
みなさんもお試しくださいませ。
期間限定商品です。




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2013年11月10日

カウントダウン、50日


11月ももうすぐ半分。
グレゴリオ暦では11月11日は年始から315日め。
つまり、年末まで50日といったところです。

1926年のきょう、ルート66が創設されました。
210px-Route66_sign.jpg

イリノイ州シカゴからカリフォルニア州サンタモニカを結んだ国道で
アメリカ経済の発展にも重要な役割を果たした道。
全長3,755キロにも及ぶ、まさにアメリカ大陸を横断する国道です。
その後高速道路ができ、1985年に廃線。
いまは州道となっています。

荒野の一本道の画像は、映画やコマーシャルなどで
みたことがあるのではないでしょうか。

index1 66.jpg



起点から終点まで8つもの州を横切っている線。

index.jpg

ジャスの王様、ナット・キング・コールの
同名の歌がヒットしたので聴いたことがある人も多いのでは。



人々が、大陸横断の夢を馳せた一本道。
まっすぐ行けばどこに辿りつくのかは頭でわかっていても
それまでの道のりには想像を超える風景やいろんなドラマがあったことでしょう。
アリゾナにいた頃、やっぱりグランド・キャニオンをこの目でみなきゃ、と
セドナまで行ったことがあります。
赤い隆起が夕日に映えて、ほんとうに真っ赤でした。
フラッグスタッフに向かうとき、このルート66を通ったんです。
いまはこの道の存在そのものが観光名所になっていて
沿線のコンビニにはハーレーにまたがる集団がたくさんいたことを覚えています。


道が悪くても疲れていても
頑張って前に進めばいつか辿り着くのに
手前であきらめていないかな?
2013が終わるまで、50日。
まだ目的を達成できていなければ
もう一度リセットして、この一本道を脇目も振らずに進んでみよう。

あと50日しかない、と思うか
まだ50日ある、と思うか。
やってみなくちゃわからないことはあります。
一丁、奇跡を起こしてみようか。





















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我慢つよさ


眠っているとき、相当に、力を入れているようで
朝起きると、体中がバリバリに凝っています。
口をあけると、口の中(ほっぺたの内側)にくっきりと歯型がついています。
どんだけ、力を入れてるんだー
いろんなことを抑えて、我慢しているからかも。
あんまり笑ってないからかも。

リラックスが足りてないんだな。
JO MALONE LONDONの、RED ROSESのキャンドルを
惜しげもなく炊き続けて
部屋の中はバラ園みたいな香りで満たされているけど
やっぱり、相当、緊張感が高いみたい。

はぁー・・・
深呼吸して、ストレッチしてみても
カラダがガチガチ・・・

気温が下がって寒くなってきました。
秋はおわり、もう、冬なんですね。





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複雑な視野


先日の秋の花粉症発症以来、コンタクトはお休み。
ずっとメガネなのですが
これが、かけ続けているうちにだんだん合わなくなってきている感じ。
老眼なのかと思いきや遠くが見えない。
老眼は遠くが見えて、手元が見えにくいんですよね?
じゃ、ちがうんだよなー

私の場合は
近くはそれなりに見えているのだけれど、ダブっている感じ。
遠くもダブってかすんでよく見えない。
もしかして、乱視?
正確にいうと、ちゃんと一重で(?)見えているときと
何重かになって見えていないときがある。

うーん、そんなこんなで車の運転もずっとやめています。

来年には新しい眼鏡が必要かもしれません。











posted by チャンスの女神 at 00:01| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月05日

千羽鶴




千羽鶴。
英語では Thousand paper cranes という。

またひとり、知人が病に倒れた知らせを受けた。
近いうちに手術をするらしい。
仲間で協力して、異国の地にいる彼女に

千羽鶴を
届けることになった。

病気のしらせ、手術予定のこと、12月の来日中止。
こちらが分かっているのはそれだけだ。
詳しいことはわからないけど詮索なしで
彼女に
心からのお見舞いのメールをした。
自分も健康を取り戻すために頑張っていることを書いて。
すぐに返事が来た。
彼女が自分の置かれている状況を前向きに受けとめようとしている様子や、
じつは結構深刻な事態であることなどが分かった。
笑顔の後ろに大きな不安が見え隠れする。

きょう100羽の鶴を折った。
まだ煩悩の数にも届かない。
同じ作業を繰り返すことに没頭できるかと思えば
一方で背中がバリバリに凝ってしまう。

またあした、思いを込めて100羽折ろう。
そしてまた次の日も100羽折ろう。
春、気候が暖かくなった頃、笑顔でハグができるように。

鶴が羽を一本ずつ抜いて機織りで織ったように
私も一羽
一羽思い込めて鶴を折っています。



千羽鶴.JPG







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2013年11月03日

エンディングを始めよう



いますぐではないが、人はだれでも、いつか死ぬ。
この夏、どういうわけだかたくさんの友人を失った。
正直、私自身が立ち直れていない。
これほどの衝撃を受けるとは思いもしなかった。

自分たちの親と同じような世代だったり、
老衰で他界、とかいうのならなんとか自然の摂理で片づけられたかもしれない。
しかし今回はいずれも年の近い友人たちだった。
病気が理由だけれども、片手を超える葬儀を経験し考えさせられるものは多い。
なぜ、彼らが死ななくてはならなかったのか。
年寄りだったならあきらめがついたかもしれないものが、
若いがゆえにあきらめがつかない。
不条理が、いまだに、私の中でくすぶっている。

一般的な生活をしていれば、
ひと夏にこれだけの死別に遭遇するのは相当な数であり、
尋常な事態ではないと思う。
週末がお通夜と告別式ばっかりなんていうのは普通じゃない。
でもひとたび比べる基準がかわれば大したことではないのかもしれない。
現に、東日本大震災や、その後の台風被害などでは
ケタ外れに、家族や友人を失った人たちがいる。
10人足らずの死別を経験した私でさえこんなに大変なのに
彼らの衝撃はいかばかりか。想像を絶するものがある。



いま上智大学で開催されているグリーフケア講座に通っている。
関係者のいろいろな話を伺って、自分の内側に蓄積してゆくなかで
わかったことがある。
死別の苦しみというと、一般的に、嘆き悲しむ遺族のケアを想像するが
じつはこれから死にゆく人たち自身にもケアは必要なのだ、ということ。
もちろんそれはホスピスなどの緩和病棟で
いまかいまかとお迎えを待っている人たちだけに限らない。
いかに生きるか、と いかに死ぬか、は紙一重だ。
どんな終わり方をしたいかによって、おのずと生き方は変わってくるだろう。

自分のいのちも、残り100年あるとは思わない。
じゃあ、80年か。
いや、たぶん理論上、長くて40年、早くて3年、そんな感じだろう。

じゃ、短いほうを考えたとき、
あと3年でどんな仕上げができるのだろう。
エンディングは、終わりじゃなく、別の次元の話の始まりでもある。
あの世で何をするかという計画は立てられはしないが(^^;
自分がいなくなったあと、この世で、どんなストーリーが考えられるかという話だ。

エンディングは自分のためのものじゃなく、
自分を取り巻く人々のためのものだと思う。
あれをどうする、これをどうする、本人不在で混乱させるのは
本意でない。
ここでいうエンディングとは、遺品をどうする、とかいう指示書のような
物理的に細かい話では、ない。
伝えたい、語り継ぎたい思いのようなものだ。

エンディングは、あらかじめ打っておくべき手立てとも言えるだろう。
Xデーは、自分の想像以上に早く来るかもしれない。
もし3年が過ぎてもなかなか来なかったら(笑)、
そのときまたアップデートすればいい。
準備をしていない、という事態だけは避けたい。

さあ、エンディングを始めよう。

















posted by チャンスの女神 at 19:15| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新月のように



ずいぶん便利な世の中になった。
インターネットのおかげで
探している情報もたくさん見つけることができるし、
欲しい情報があればすぐ手にすることができる。
インターネットは普及初期と比べて使い勝手がよくなった。
マーケットとともに、格段に成長したのだろう。
さて、人間は? 


努力することの本当の意味は
人に勝つということではなく、
天から与えられた能力を
どこまで発揮させるかにある
ーーーーーーーーーーーー平澤興(京都大学元総長)


人生が、いつも平坦で、穏やかな環境であるとは限らない。追い風のときも向かい風のときもある。
でもやっぱり人間は努力をしなくちゃいけないし、するべきなんだと思う。
誰かが見ていても見ていなくても。





きょうは、新月。
月が空に見えない日。
きょうから少しずつ少しずつ、月が満ちてゆく日。
限りある人生、自分も少しずつ少しずつ積みかさねていかなくちゃ、と思う。



























































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2013年10月31日

棚卸し、スタート。

カレンダーもいよいよ11月。
クリスマスは1年中でいちばん好きな季節です。
セッティング準備を急がなくてはなりません。
とくにことしはクリスマスよりかなり早く、息子が帰ってくる予定なので、
なにかと準備方法が難しい(^^;

まずは断捨離で徹底的に荷物を減らし、
広くなったスペースに大きなクリスマスツリーを飾りたいです。
2000年にUSで買ったツリーは200センチ以上。
組み立てるときは1人じゃ無理です。
かれこれ15年選手ですね。
ことしは家にある飾りを「全部入り」で行こうと思っています。
(毎年、半分ぐらいでやめているので)
もしかしたらこの家で過ごすクリスマスは最後かもしれないから。

いろんなことがあって価値観が変わったので
すこしは手離れが良くなりました。
おかげでモノが捨てられそうなこの頃。

それなりに価値のあるものを買っているので
オークションにかければかなり資金回収できそうですが
その手間さえも惜しいので、この際、目をつぶって
一気に廃棄処分にすると決めました。
数百万円相当に及ぶかもしれません。

ぜーんぶ捨てると決意してヒモでくくった洋服の数々。
いつの間にか溜まった文具(とくにペン類)も
精査してお片付け中。どんどん縛ってどんどん捨てる。
流れ作業のようにしないと、思い出が蘇ってきてしまいます。

ちゃんと稼働していれば資産だけど、
眠っていたらただのゴミなんですよね。
家にいる時間のないのに、買い物が好きな私は
せっせとモノを増やす努力ばかりしていたので
いまは生活全般を見直ししています。

これまでのお片付けは、「いるか」「いらないか」だけで分類して
結局いつか使うかもしれないという判断で捨てられずにいました。
最近は、これと一緒に新しい1年を過ごすか?
と自分自身に問うております。
そうすると、主役じゃないものは、ほとんどはNOになるわけです。

自分が死んだら、あの世に持って行かれないし、
愛着のあるものを全部棺桶に入れてもらうにしても
とてもじゃないけどいまここにある全部は入らない(^^;)

人生最大の棚卸し、はじまっています。


















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2013年10月26日

運命は変えられるか


最近、手紙をよく書いている。

もともとThank youカードはこまめに出しているけれど、
「手紙」となると、ちょっと違う。
便箋に手書きで7枚くらいになることもあれば
パソコンでつくってA4で出力して3枚ぐらいになることもある。

なんだか、伝えなければいけないことがたくさんあって
早くしなくちゃと焦っている自分。
11月はもうそこまできているのに、ことしに限って
想定している位置より手前にいるからだ。

振り返ってみるとなんだか過去3年ぐらいの日々は、
ジェットコースターのようだ。
ものすごいスピードとパワーでまるで頑丈なワイヤーで
一気に引っ張られてるように
ぐんぐんと暗闇を突き抜けて進んでゆく。
先に明るい光が見えることもあれば
真っ暗闇の中を疾走していることもある。
深海魚が一気に海上に釣り上げられるようでもあるし
ロケットが一気に大気圏を突破するようでもある。


アラビアのロレンスという映画では
人間の運命はすでに神によって書かれている」という裏テーマがある。
ロレンスは運命は変えられる、と信じ
砂漠で死にかけている男を助ける。
ロレンスが、ほら、死なずに済んだじゃないか、だから運命は変えられる、と言う。
ところが助けられた男はのちに別の方法であっけなく死んでしまう。
周りが、ほら、やっぱり人生は決まっているんだ、という言うくだりがある。

私の場合、書かれたその絵はいったいなんだろう?
なんとなく一部分のジグソーは見えている。
でも正解はわからず、抜け道もない。
できることを一つずつやっていくしかないのだけれど。
もし仮に大筋では決まっているとしても
その中で多少のアレンジ幅が許容されているように感じる。
その幅の中で最大限アグレッシブで、インタラクティブな
人生にしたい。

とはいえ、ここのところクレイジーな人生が続いているので
すこし優雅な時間を組み入れることを心がけよう。
そうそう、お気に入りの芳醇なバラの香りも忘れずに。














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2013年10月19日

富士山、初冠雪

きょう富士山の初冠雪のニュースがありました。
これからどんどん気温が下がってゆきます。
あんなに暑かった夏が夢のようです。


http://www.asahi.com/national/gallery_e/view_photo.html?national-pg/1019/TKY201310190055.jpg

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秋の花粉症

うわー、想定外に、秋の花粉症がスタートしました。

春に花粉症の症状が出ることがありましたが、秋は初めて。

原因はブタクサだと思われます。

ご近所の雑草刈取りのそばを通りすがったときから

いきなりスタート・・・

いまさらマスクをしても遅いんですよね。



薬を飲まずになんとか軽減しようとアレルギー対策ハーブティを飲んでいますが、

まだはっきりとした効果は出ていません。

アレルゲン検査した時には確かに「秋のもの」も入っていたけど

今まで秋に症状が出ることはなかったし・・・

あー、油断した(><)!

いきなり、それもMAX10レベルの鼻水洪水警報です。















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2013年10月18日

兆しと軌道修正

易経にこういう言葉があります。

霜を履みて堅氷至る
(しもをふみて けんぴょういたる)

晩秋のある日、地面がごくうっすらと白くなるときがあります。
じつは、気温の低下により、地表のすぐ下で小さな霜が立っているわけです。
手に取ればすぐ溶けてしまいますし、
息を吹きかけた程度ですぐに跡形もなくなってしまいます。

これはひとつの兆しです。
霜の段階で手立てをすれば大事にはなりません。
でも、放置するといつしかそれは徐々に強く堅くなり
数センチにもおよぶ厚さの堅い氷になります。
そうなってからでは、もう遅い。
そう簡単には溶けませんし、割ることすら難しくなります。

小さな兆しがあらわれたときに、軌道修正を試みなければ
事態はどんどん悪化して、収拾がつかなくなります。





リクルートで働いていたとき
「マイペースは悪だ」と教わりました。
顧客のためのサービス提供に手加減するのは本末転倒だ、と。
顧客のために努力して、負荷を乗り越え、結果として自分も成長するのだ、と。
自分が先に成長して顧客に寄与するのは順番が違う、と。

先輩たちも、後輩たちの行動に小さな違和感があると
すぐに指摘をしてくれます。
業務に忙殺されてあやうく間違った道に進みそうになったり、
マイペースになりそうな人がいたら、
何でそこまで?と思うくらいに全力で本筋に引き戻す
指導をしてくれました。
私はそれを傍らで何度も見てきました。

どんなに結束しているようにみえても、仲間は減ります。
マイペースの旗を掲げた人は脱落してゆきました。
先輩たちはひきとめません。
一抹の寂しさを感じた私は上司に問いました。
一緒に働いてきた仲間を失うのはよいことですか?と。

上司は、まだ新卒だった私にこう教えてくれました。
「一緒に働いてきた多くの時間や思い出はたしかに残る。
でもそこから、さらなる価値を生み出せるかどうかは別の問題だ。
一緒に働いてきたからこそ、わかることもある。
これは、顧客満足のためか、自己満足のためかの、分かれ道なんだよ」と。


小さな違和感に対処しなければ
自分でも改め難い事態に陥ってしまうものです。
しかし、原因をたどればすべては自分の行動の結果なのです。








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2013年09月11日

窮すれば通ず。


昔、派遣会社で働いていたことがある。
家庭の都合で、どうしても、正社員で働くことができなかった。
当時、SEやプログラマーといった技術職でもない限り、
成果さえ出せは拘束時間が短くてもいい、
そんな会社はなかった。

就業規則の表記通りでなければ、正社員として受け入れてもらえなかった。
だから、私は派遣社員という方法しか選べなかった。
ほかには、コンビニやスーパーのレジ打ちみたいな
仕事しかなかったから。
それだけは、選びたくない選択だった。

ある派遣会社の単発案件で稼働した。
派遣会社のコーディネーターというものは
自分自身がそこで働くわけじゃないから
現場のことを隅々までよく知らない。
期日までにスペック通りの人材を見つけて送り出しさえすれば
ミッションコンプリートだ。
スタッフが先方企業で気に入ってもらえてリピートオーダーを
いただければ御の字だ。

その現場で働いてはじめて分かることがある。
業務設計の非合理的な部分や、タッチポイントの違いなど。
現状のムダの多さがはっきりわかれば、この先クオリティを
どこまであげられるかさえもわかってしまうものだ。

私は登録していた派遣会社の役員に上申した。
こうすれば現場がかわるから、あっという間にシェアを拡大できること。
顧客満足(登録スタッフも、派遣先の企業様)が同時に達成できること。

かくして私はその派遣会社に事業部を作らせてもらい、
事業部長に就任した。
すべての現場を私自身が経験し、
クライアント企業内のキーパーソンを見つけ、
送り込む登録スタッフに必要なスキルを再設定し、
人材を見つけ、カスタマイズトレーニングし、
当日はリーダーとして現地入りした。
喜んだスタッフは自分の親友を紹介してくれ、
強靭なチームワーク、阿吽の呼吸で
私の目配せひとつでオペレーションができるようになった。
喜んだクライントは対象業務を拡大してくれた。
スタッフ控え室に占める自社スタッフの割合が
少しずつ増えてゆき、変化してゆき最後は他社スタッフは
ひとりもいなくなった。


短い時間ではあったが、人材派遣業界の彗星のようだった。
特定の分野ではあったが一気にシェアを拡大して
圧倒的な満足度で、競合他社を押しのけ
頭一つ突き抜ける業績を上げた。
その頃の私は8:00〜15:00までの勤務が限界であったため
事業部長という立場にもかかわらず、
法的な身分は時給1,700円の派遣スタッフだったのだ。



きょう、かつての上司であり、事業部を作らせてくれた
派遣会社の役員と、電話で話した。
これから私がなにをやるのか、を聞かれた。
うまくいかないことも、壁にぶち当たることも多数。
まだこんなレベルでもがいてる私は自分を情けなく思う。


「きっと道は開けるよ、今までそうやってきたんだから。」


思いもよらない声援をいただいた午後。
窮すれば通ず。

さぁ、上を向いて企画書を書き始めよう。











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2013年09月06日

肩の荷

知人の死から2週間。
あまりの衝撃で、私はまだ立ち直れていない。
食事もあまり喉を通らないし、
気持ちが前に向かない。
体調も悪く、駅の階段を上ることすら苦しい。


同じ頃から体調はか急激に悪化し、
病院で検査三昧だ。
未だに整理できないこともたくさんあるけれど
時間の経過につれて
いくつかのいとぐちが見えてきている。


きょう、大学院の集中講義の授業内で
自分の事業構想を発表する場があり、
私が真っ先に手を上げた。
きのう決まった、きょうの発表。
今日の発表は時間の関係で私一人だけだ。
いかにも突貫工事であることはやむを得ないが(^^;
伝えたいこと、事業の必要性という点でのプレゼンテーションはできたと思う。
授業中のフィードバックもそうだが、
仲間からのコメントもうれしい。
その事業いいねー、
社会にとって必要だねー、
じつは自分もそういう経験してるけど、
その時このサービスがあったらなぁ・・・
他愛もないひと言だけれど、じんわりしみてくる。

終わって、久しぶりに仲間と軽く食事に行った。
この店に来るといつも頼むのは井筒ワインのメルロー。
1杯のつもりが、結局3杯(笑)。
このワインは悪酔いしないし、
第一、この顔ぶれが心地よい。
今日の発表内容に重ねて
彼らの経験をポツリポツリと話してくれる。

肩の荷がおりた私には、じんわりしみこむ。
そう、まさにその表現がぴったりだ。
たた2週間の時間のなかでいろんなことがめまぐるしく変わり
まるでルーレットをやっているようだ。
ルーレットの上を駆け抜けた小さな白い玉が、
盤が完全に止まるか止まらないかのタイミングで
とある数字の部屋に転がり込む。
いくつものため息があちこちから漏れ聞こえるけれども、
その空気を縫って、小さな嬌声すらも聞こえる。



あぁ、そうだ。
私は人の役に立ちたかったんだ。
やり遂げたかったんだ。

苦しみの泡の中から少しだけ首を伸ばしたら
ちょっとだけ息ができて
ちょっとだけ空が見えた、気がした、きょう。

帰りみちの空はいつもより真っ暗で
新月だと空ってこんなにも暗いんだな
月がお休みだと空はこんなに暗くなるんだな
と思いながら家路を目指す。

明日から少しずつすこしずつ
明るくなってゆくのは空だけじゃないはず。


























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2013年09月04日

集中するということ

何回、詰め寄ったかわからない。

何回、説教したかわからない。

何回、泣かせたかわからない。

できていることを褒めようにも
あまりにも行動量が少なすぎて
褒めるところがみつからないこともあった。

引っ張りあげようにも
あまりにも視座が低すぎて
なかなか上がってこないこともあった。

そのたびに
カフェや事務所やファミレスで長時間の面談をし、
ご飯を食べさせ、
電話でながながと話し、
メールのやり取りを何往復もし、
履歴書の添削をくりかえし、
どれだけのエネルギーを注いだだろうか。

契約終了後のこういった活動はすべてボランティアだ。

頼られる以上、私と縁した以上、妥協はありえない。
徹底的に、とことんやる。
他の人がどうかなんて関係ない。
人として、プロとして、ベストを尽くす。
その子にとっての最高で最善の選択ができることが大事だ。
すべては、願いを叶えた瞬間の、
たった1回の素晴らしい笑顔のため。







posted by チャンスの女神 at 00:03| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

メッセージ



私は人よりも数倍、霊感が強い。
あまり引っ張られすぎるのはよくないというし
いろいろ訓練して、必要なときには
スイッチのオンオフができるようになった。

親友のご主人が亡くなりいまだに
本人のみならず私も悲嘆にくれている。
実感がなかったのがじわじわと実感を伴うようになり
また別の悲しさ、寂しさにひたるこのごろだ。

通夜と告別式の2日間にわたって弔事を手伝ったことで
日を改めて親友から宅配便で和菓子が送られてきた。
彼女は車を運転しない。もちろん車もない。
四十九日までの忙しい合い間を縫って、
この猛暑のなかを電車を乗り継ぎ、
わざわざデパートまで足を運んでくれたのだ。

いろいろ立て込んでいるだろうからお礼は手紙にしようと思い、
美しい花のカードを選んでしたため、
宛名書きを済ませ、切手を貼った。
あとはポストに投函するだけ。

でもなんだか、頭が痛くなり
少しだけ横になろうと思ってベッドへ向かう。
いつ眠ったのかわからないが、カクンと撃沈したようだ。

夢に、彼女のご主人が出てきて、こういう。
手紙もいいけど、彼女に電話をしてあげて欲しい。
宅配便が届いたという口実でいいから、
電話をして声をきかせてあげて欲しい。
そしたらきっと彼女は元気が出るから。

そしていくつかのメッセージ?伝言?を受け取った。
夢か現実か分からないけど、
私はそのやりとりを鮮明に覚えている。

**************************************

夜、食事が済んだ頃を見計らって、親友に電話をする。
夢で見たことをそのまま伝えた。
彼女は、電話口で泣いた。
信じてもらえないかもしれない、と思ったけど杞憂だった。
私も泣いた。


なぜかというと
夢で彼から託されたメッセージは複数あったのだけれども
そのメッセージのひとつひとつが、どれもこれも、
いまの彼女が心から欲していたことだったから。
あまりにもドンピシャ、不思議、としか言い様がない。




空からちゃんと見ていてくれているんだね。
このタイミングで、ツボを押さえたメッセージを送ってくるなんて
なかなかやるじゃないの、と
霊感強くてよかったわー 
女ふたりで、また泣いた。


四十九日で納骨が終わったら、いっぱい話そう。
小旅行にでも行って、夜通し話そう。
修学旅行気分で、出かけよう。
気持ちだけ女子高生に戻ってさ、
ほんの一瞬だけど、女ふたりで、すこし笑った。
彼も微笑んでいるような気がした。






























posted by チャンスの女神 at 01:11| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月22日

チアソング



昔の曲を思い出して、懐かしさと同時に
同時の状況・情景がまざまざと思い出される。


私にはそういう思い出の曲があります。
20代のとき、ドン底で、打ちひしがれていたときに
不思議な出会いがたくさんあって
私が打ち寄せる大波に沈んで溺れ死なないように
まるで千手観音みたいに、あちこちから手が差し伸べられました。
当の私があきらめかけて絶望しはじめた時でさえ
周りの人たちのうほうが、あきらめが悪かったんです。
その時のちっぽけな私に、いったいどれだけの価値があったのかは
いまだにわからないけど
そのおかげで私は人生を捨てずに済んだのだと思います。

夜明け前は一番、暗いものだから。

確かにあの時、私は生かされていました。
いつ死んでもおかしくなかったのに
いろんな人に命を一滴ずつ輸血してもらうみたいにして
引きずる足で生きていた、20年前。

私の周りにいた人が、一生懸命私に聞かせてくれた
歌の一節です。


*************************

あなたにはあなたには
夢を信じていてほしい
僕は今橋になる
夢を渡らせる為の橋になる


*************************


私のとなりには絶望がいて
その反対側には希望がいて
真ん中にいる私は右に揺れて左に揺れて。
メトロノームのような私の耳に
遠くから、この歌が聞こえます。
だから、絶対、乗り越えられる。

乗り越えられるって言ったって何の根拠もないし、
自分の価値なんて自分が一番わからないけど
私は、いただいた恩をまだ返せていないから
これからの時間はとことん
ほかの誰かの階(きざはし)にならなければ。


*************************

あなたにはあなたには
夢を信じていてほしい
僕は今橋になる
夢を渡らせる為の橋になる


*************************


命を張って、体を張って、心を張る。
満月の夜。
posted by チャンスの女神 at 20:21| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月17日

たいせつなこと



手紙を書いた。久しぶりの長文。
便箋は10枚を超えた。

親友のご主人が亡くなった。まだ40代だ。
親友は私と同じ歳で、未亡人になってしまった。
週末、お通夜と告別式がある。
私も手伝いに行くことになっている。

この二人を引き合わせたのは、私だ。
彼女は高校1年の時の同級生。
滅多に会えないけれども、もう30年以上も友だちだ。
紹介後、トントン拍子で話がまとまり、二人は結婚した。
披露宴の席では、私はうれしくて泣いた。
新婦友人として一緒のテーブルだった高校時代の友だちが
「なんであんたが泣くのよ」と呆れていたことを思い出す。

結婚してすぐご主人のお父さんが亡くなり、
それからお母さんの認知症が始まる。
新婚のふたりはせっかく買ったマンションを処分し、
実家でお母さんと暮らすようになった。
すでに要介護となっている状態の義母の世話をしているというのに
そこで4年前にご主人が脳出血で倒れた。
記憶がない。体が動かない。
24時間、たった一人で2人の面倒をみなくてはならない。
想像を絶する世界だった。

私はこの二人を助けるための新規事業を、準備していた。
4年前のことだ。それが政権交代の余波で棚上げになった。
国を動かすほどの権力は、私にはない。
私は絶望し、目の前が揺れ、病気になった。

それから4年。
私はまだあきらめていない。
4月から社会人大学院にも入学した。
ひたすら刃を研ぎ、準備を進めている。
そしてまた政治が動いた。

さぁ、これから、という動きのときに
いちばん最初に助けるはずだった親友のご主人が亡くなった。

間に合わなかった。
あと少し、待っていてくれたら・・・
これから私は誰のために頑張ればいいの?

紹介した立場の複雑さも感じる。
得体の知れない責任感のようなものだ。
片方が他界することによっていきなり終わりを告げる夫婦。
ご主人は幸せだっただろうか?
彼女は幸せだっただろうか?






お通夜や告別式の席ではあまり話せないだろうと思って
彼女に手書きの手紙をしたためた。
10枚書いても最後のオチは他愛もないことだ。
30年前と変わらない、Girl's talk。


食欲なくても、すこしづつでもいいから食べてね。
私より先にダイエット成功しちゃだめだよ。



またバカなこと言ってるわ、って
彼女が笑ってくれたら
それでいい。それがいい。


































posted by チャンスの女神 at 00:59| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月14日



懐かしい声。
顔は見えない。

ぎゅうぎゅう満員の地下鉄のなか。
何人か隔てた向こうにグループ客がいて
スポーツ観戦帰りなのかプール帰りなのか
にぎやかな声がする。
喋り方、笑い方、声の高さ。
そこにいる懐かしい存在。
私がここにいて、あなたがそこにいることに気がついていて、
でもあなたは全然気がついていなくて
ケラケラ笑いながら、仲間との時間を楽しんでいる。
私がその会話をBGMにしながら
「社会人になったはずなのに
相変わらずだなー、またおかしなことをしてきたのね」
なんて苦笑している気持ちでここにいることなんて
これっぽっちも気がついていない。
それがおかしくてくすくす笑いたくなるのをこらえる。
まるでかくれんぼでもしている気持ち。


懐かしい声。
大きな駅で、まとまった人数が降りると
新しい客が乗り込んでくるまでにできる
わずかのスキマ。
体をずらして、声の主を確かめる。
でも、ちょうどスレスレで見えない。


また走り出す電車。
またはじまるバカ話(^^;
電車の揺れをみはからって覗き込むも、
また見えず。


何度目かの停車で、声の主が降りる駅についた。
やっと姿を確認できた。
仲間と別れを交わしている様子が見えた。
全くの別人だった。
あれほどまでの声が同じで喋り方もの同じなのに。

それとも、社会人になって見た目が変わったということだろうか?


懐かしい声。
今頃どうしているだろうか。
会いたい気持ちでいっぱいになる。











posted by チャンスの女神 at 11:36| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月13日

神様の涙



涙が枯れるほどの悲しみは、人生にそうそうあるもんじゃない。
もちろん心の中ではまだたくさん涙を流しているけれど
人前ではそうもいかない。

どこかにいる神様が意を汲んでくださったのか、
かわりに泣いてくれているのか
きょうはバケツをひっくり返したような大雨です。

あしたは少し涼しくなるでしょうか・・・





















posted by チャンスの女神 at 00:20| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月12日

価値ある会話


思うところあって、書いてみる。

会話って、何のためにするのかな。

たくさんの人が周りにいるなか、
相手に対して、自分の知識をPRするつもりなのか、
一生懸命に薀蓄を垂れている人がいて落胆した。

いいのだ、それは、どうでも。
その話を聞いている(聞かされている)人々の表情、
場の空気をまったくヨンでいないことが問題なのだ。

そこに居合わせている人すべてを尊重した発言、なのかどうか。
自分のために、相手の時間を使わせるのは、どうなのか。


会話には、ファシリテーターとしてのセンスが
問われる。

















posted by チャンスの女神 at 15:22| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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